転職したばかりだけど、すぐに転職したい!でも、いろいろ心配。大丈夫なの?
苦労して行った転職活動にも関わらす、いざ働いてみると、自分にまったく合わなくて辞めたくなった…
なんて思う人は、多いのではないのでしょうか。
私自身、初めての転職で失敗し、1か月で辞めました。(当時は人間不信に陥って…とにかくさんざんな目に遭いました。。。笑)
なぜそんなにすぐに辞めてしまったのか…今回はそんな痛い失敗談と、その経験から学んだことをお話していきたいと思います。
本記事の内容
・転職後、1か月で辞めた話
・転職失敗して、半年間引きこもりになった
・立ち直るために、行動したこと
・まとめ:転職直後に辞めても道は開ける
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
転職後、1か月で辞めた話
私は初めての転職の際、ネットで検索し、自宅から通いやすいか、給料は高いかなど簡単な条件だけで、探した病院で働き始めました。
当時は、転職の基礎知識や扶養内で働くという意味も全く分かっていないし、総合病院でしか働いたことがなかったので、他の職場環境なども全く把握していない状況でした。
そんな予備知識0の中、適当に良さそうなところを選んで転職したため、当然、前職とのギャップや人間関係の悪さに耐え切れず、泣く泣くすぐに退職してしまったんです。。。
では、どんなところに前職とのギャップを感じたかというと
・清潔 < 節約 が大事
総合病院にいる間は、手洗い、清潔・不潔区域を徹底的に分けるなど厳しかったのですが、
その病院は「節約がもっとも大事」だったので、採血・採尿の際も手袋の着用はダメ、など疑問に感じる規則が多数ありました。患者利益よりも病院側の利益を優先している状況が納得できませんでした。
・看護師は雑用係
看護師は閉院後、床の雑巾がけや書類整理に草むしりに洗濯…など1~2時間は要する雑用をしていました。
看護師としての仕事よりも雑用業務の方が覚えることが多く、毎日帰宅して深夜0時を回るくらい、メモ帳にぎっしりと細かい雑用の決まり事の振り返りをしていました。
・お局様は気分屋
患者さんの前だろうが、どこであろうが、お構いなしにお局様の気に入らないことをしたら、怒鳴られ、その後は聞こえよがしに「本当に使えないよね。」などと影口を言われ続けられました。
もちろん、転職すれば、それぞれの病院や施設でやり方が違うのは想定内でした。。。
しかし、自分だけでのネットの情報収集では限定的なものが多く、転職してわかったことがかなり多かったです。
夫も両親も「ゆりが辛いなら、今すぐやめた方がいい。」と背中を押してくれ、勇気を出して退職届を出しました。
退職する際は、院長やスタッフの人たちに「こんなすぐにやめたって、次にあなたのような人材を雇ってくれるところなんてない」と散々言われたり、辛い思いをたくさんしました。。。
転職失敗して、半年間引きこもりになった
転職後、以下のような思いをしたことから、対人関係が怖くなり、しばらくひきこもりになりました。
- 前職との違いにショックを受けた
- 人間関係に病んだ
- 退職の手続きの際に大変な思いをした
そんな生活を過ごして半年たった頃、転職した病院の同僚から連絡が入り、久しぶりに会うことになりました。
そこで、その同僚も私が辞めた半月後くらいに人間関係に悩み、退職していました。
現在は派遣看護師として、人間関係にも悩まず、楽しく働けているよ!と楽しそうに話す姿を見て、
「私ももう一度、看護師という仕事が好きだった自分に戻りたい!」という気持ちが、フツフツとわき上がってきました。
立ち直るために、行動したこと
派遣に強い転職サイトへ登録した
「私ももう一度、看護師という仕事が好きだった自分に戻りたい!」と、前向きな気持ちが生まれた私は、友人が働いている看護師転職サイトに登録しました。
やはり、自分で調べるよりも派遣先や転職先の内部事情をよく知っている専門家にアドバイスを受けることが、好条件の仕事を得る近道だと体感したからです。
その転職サイトはどの担当者さんも親切で知識豊富な上、押し付けもなく、私の希望を聞いて、理想とする働き方へ導いてくれました。
私が現在、一番お世話になっている看護師の派遣に強い転職サイトについて、詳しく知りたい方はもう迷わない。単発で働きたい人向け看護師求人サイトの記事も是非、ご覧ください。
勉強して知識をアップデート
今まで、病院勤務の経験しかなかったので、治療や疾病の知識や看護技術についてはわかっていました。
しかし、自分の働ける職場の範囲を広げたかったので、老人介護など今まで詳しくない分野の本を読み漁ったり、SNSやネットを使ったりなどして、知識のアップデートをしました。
現在は、参考書を用いた机上の勉強以外にも、ブログやSNSなどで最新の介護や看護などの有益な情報を手に入れることが可能な時代だから、知識は簡単に手に入りますよね。
コミュニケーションを見直した
看護師の仕事をするうえで、避けられないこと、または最も大切なことといえるのは、患者やスタッフとののコミュニケーションですよね。
対人関係で深く傷ついていた私は、コミュニケーションスキルを学びなおすことにしました。
新人の頃から務めていた職場は、総合病院だったので大学からの友人も多く入職し、辛くても話し合える友人がたくさんいたので、なんとか働けていました。
しかし、転職先では、自分のことも相手のことも全く知らない環境で一から人間関係を作っていかないといけません。
コミュニケーションスキルを身に着けたことで、現在の派遣先での人間関係の悩みはほとんどありません。
むしろ、良好すぎて、楽しくて家にいるより、仕事をしている方が楽しすぎて気分転換になっているくらいです。
看護師のコミュニケーションスキルについて学んだことは段階を追って、お話していきたいと思っています。みなさんも是非チェックしてくださいね。
看護師のコミュニケーションスキルを伸ばし隊!Part1 挨拶編
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まとめ:転職直後に辞めても道は開ける
これまで転職失敗談と、その経験から学んだことをお話してきました。
転職って、よくガチャガチャみたいなもので、いざ働いてみないと向き不向きはわかりづらいと聞いたことはありませんか?
私はガチャガチャで失敗し、先述したような辛い経験があったのですが、失敗したからこそ、強く体感していることがあります。
それは、以下の3つです。
・今、派遣で働かせてもらっている職場の方々のやさしさを身に染みて実感することができている
・転職サイトの方々のサポートのありがたみを感じられている
・無理せず、自分のライフスタイルに合った働きをするのが、自分にも家族にも一番幸せ!
転職ガチャで失敗しても、なんとか道は開けます!
どんなことでも、起きたことの捉え方を変えるだけで、自分の経験値にできますよね!
それでは、今回はここまでです!