【看護師ユーザーが語る】月経カップのメリットとデメリットを整理した

月経カップを使ってみたいけど、どんなメリットとデメリットがあるのかな。
毎月の生理でかぶれたり、匂いが気になったり、ストレスだらけ…

悩む人

ゆり

生理は毎月のことで、そのたびに蒸れ・臭い・かぶれなどのストレスで悩まされるのはつらいですよね。。
今回は月経カップを愛用中の筆者よりメリットとデメリットについてお話します。

そこで今回は、月経カップのメリットとデメリットをまとめつつ、やっぱり月経カップってサイコーです、でという結論でお話します(笑)

それでは、みていきましょう。

月経カップのメリットとデメリット

メリットについて

かぶれない

私はもともと非常に敏感肌なので、身に着けるものや生理用品に気を配っていました。

しかし、夏場は生理用品をつけると蒸れるのでかなりかゆくなって、ただれてかゆくなったり、おしりにブツブツができたりしてかなり不快でした。

経血カップにすると、生理中でも血が体外に出ることはないので、皮膚トラブルを起こすことはなくなりました。

ゆり

血が皮膚につくこと、また生理用品による摩擦が起きることによる皮膚トラブルは、かなり皮膚が強い人でない限り、なかなか避けづらいものなのかな、と思います。

臭いが気にならない

血液はもともとあまり臭わないです。

しかし、ショーツやナプキンなどに長時間付着していることで雑菌が増えて、臭いの原因になります。

月経カップは膣内で経血をキャッチして、体外に出ないようにしてくれるので、全然臭わないです。

ゆり

これは、かなりポイントが高いと思います！

経血の量がチェックできる

自分の生理の量って、皆さんわからないですよね。

わざわざ使用前後のナプキンの重さを測って、「今日は㏄だった」なんて把握している人なんて聞いたことないですよね（笑）

通常の生理の量は、１回の生理の期間で２０㏄～１４０㏄が正常です。

月経カップはメモリが振られているものがあるので、自分の生理の量を測ることができます。

また、経血の性状（ドロドロ、色が濃いなど）が視覚的にわかるので、「今月は無理しすぎたかな。」と体調についてもわかります。

ゆり

月経カップの利用によって、自分の体調管理ができると、とっても自分を大切にできている感覚になれる気がします。

かさばらない

生理中はその日の経血量に合わせてナプキンのサイズや枚数を調節して持ち運ぶので、準備の手間がかかるし、小さいかばんだと入りきれないし、大変ですよね…

でも、月経カップだとナプキンはいらないので、身軽にお出かけが可能です。

ゆり

私は、生理２日目までは軽い日用のナプキンを、３日目以降はオリモノシートを併用しています。どちらもコンパクトなので移動時にかさばらずに済みますよ

エコ

１回の生理期間中だけでもナプキンやタンポンをかなりの量のごみがでます。

月経カップなら、カップ一つで大丈夫（１０年くらい使える）だから、経済的にもかなりお得ですよね。

デメリットについて

性行為未経験だと痛い＆怖い

月経カップはシリコン製なので、紙でできたタンポンと比べて、直径が大きくなります。

Cフォールドやパンチダウンなど様々な折り方をしたとしても、行為の経験がない方にとっては、かなり痛いし怖いと思います。

初期投資がかかる

安いものだと、２０００円程～５０００円程のものがあります。

柔らかさの違い、形状の違い、サイズもS、M、Lと分かれているので、自分に合ったものに出会うまで2つは買ったほうが良いとよく聞きます。（筆者は今のもので満足しているので、一つしかもっていません。）

でも、一度自分にあったものを購入すると、１０年は使えるので、すぐにもとはとれると思います。

練習が必要

はじめからすんなりと痛みもなく、月経カップを入れられる人はなかなかいないと思います。

使用前は私自身とても不安だったので、YouTubeのシェリーさんの動画を見て、勉強しました。

できれば、生理前に１度練習をして、心の準備をしておいたほうがいいと思います。

ゆり

筆者は生理本番になって、練習もせずに使用したので、あたふたして大変な思いをしました（笑）

生理中は経血が潤滑剤の役割をしてくれるので入れやすいですが、生理前は濡れていない状態のため、とても痛いです。

そのため、潤滑剤を使用することをお勧めします。

煮沸消毒が必要

清潔に使用するためには、使用前後に煮沸消毒をしておく必要があります。

お鍋で熱湯消毒する方法もありますが、電子レンジで手軽にできる商品があるので、月経カップ購入時に一緒にゲットしておくと安心ですね。

外出先での交換が手間

外出先で取り換える際、「入れなおす度に洗浄したい」という方は、個室トイレに手洗いがないと厳しいと思います。

ただし、方法としては、トイレ内にて、①ペットボトルの水で洗浄する、②ウェットティッシュで拭く、などをすれば洗浄は可能です。

ゆり

私の場合は、基本的に毎回洗浄する必要はないと思っているので、経血をトイレに破棄したら、そのままカップをつけています。

月経カップで人生が変わるかも！使用する価値はかなり大きい

ここまで、月経カップのメリットとデメリットについて、お伝えしてきました。

デメリットもたくさんお話ししましたが、洗浄をちゃんとする、生理前に練習を少し頑張ってみる、といった簡単なことで乗り越えられることなので、そんなに身構える必要はないと思います。

ゆり

私もはじめは少し不安でしたが、不器用な筆者でもすぐにコツを掴んで使用できました！これからまだ続く生理との長いお付き合いがこんな楽になるなんて…！もっと早く知っておきたかった！人生変わったよ！

このブログを読んだ方が、生理用品の一つとして、「月経カップというものがあるんだ」ということを知ってもらえたり、使用するきっかけとなってもらえたら、うれしいです。